【女性のための育毛講座】上手な髪の乾かし方
濡れた髪はキューティクルが傷つきやすいので、髪を健康に保つには、洗髪後はなるべく早く乾かすことが重要です。ポイントはドライヤーの使い方と選び方。洗髪回数が多い夏こそ、上手な髪の乾かし方をマスターしましょう。
洗髪後はしっかりタオルドライ
洗髪後、吸湿性の良い乾いたタオルで髪全体の水気を軽く拭き取ります。その後、タオルで髪の毛をはさみ、軽く抑えるようにして、しっかり水分を吸い取ります。この時、タオルで髪をこすらないよう注意しましょう。
ドライヤーは20cmほど離す
指を使って髪の根元に風を入れながら、毛の流れに沿って乾かします。近距離から温風を髪に当てると、髪内部のダメージにつながるので、ドライヤーは15~20cmほど離して使いましょう。
ドライヤーを左右に振りながら乾かす
熱風が長時間1か所に集中しないように、ドライヤーは左右に振りながら乾かしましょう。温風と冷風を交互にあてて乾かすのも良いでしょう。
ドライヤー選び3つのポイント
①風量が強い
短時間で乾かせるよう、吹き出し口が大きく、風量の強いものを選びましょう。風量の目安は1,000w~1,200w程度です。ちなみに、ワット数が同じでもメーカーによって風量が異なるので、購入する際はお店で聞いてみると良いでしょう。
②マイナスイオンや微粒子イオンが出る
髪の水分保持力を高め、パサつきや熱によるダメージを防ぐので、髪の負担が少ないといえます。
③握りやすい
左右に動かしやすいように、握りやすく腕が疲れないものを選びましょう。
シャーレ内での毛包細胞培養に成功後、各種育毛剤を開発する。皮膚科部長を務めた高知赤十字病院時代は日本でも珍しい「育毛外来」を開設。現在は桑名皮フ科院長。日本医学育毛協会理事、日本臨床毛髪学会評議員。